2005年11月28日

恋に落ちる確率

恋に落ちる確率



<ストーリー>

恋人がいながら、一目惚れした人妻と一夜をともにしたアレックス。翌朝、アパートの部屋が忽然と消え、友人や恋人も彼を知らないと言い出す……
デンマークの新鋭監督、クリストファー・ボーが、運命の人に出会い恋に落ちた男女の“究極の選択”を描く異色のラブストーリー。主演は『しあわせな孤独』のニコライ・リー・カース。2003年カンヌ国際映画祭で新人監督賞に当たるカメラ・ドール受賞作。

<個人的な感想>

映像がスタイリッシュ・クールで美しい。この美しい街はどこだろう、と思ったらコペンハーゲンだった。デンマークの作品なんですよね。

ストーリーは難解。捉え所が無く、無限に広がっていく感じだ。監督クリストファー・ボーの独特な世界は観る人の数だけの解釈が出来る。

途中まで分からなかったのですが、アレックスの恋人シモネと、一目惚れの人妻のアイメがどことなく似ているなぁ・・・と思っていたら、実はマリア・ボネヴィーが一人二役で演じていたんですね。なるほど、とそこで納得。

この、映画の中にも出てくる言葉「どことなく似ている2人」と言うのは、シモネのようなひた向きに愛してくれる恋人と、突然現れる運命の人、と言うのはどちらも同じくらい得がたい、と言う事が似ているのかもしれない・・・と思いました。
だから、どちらも実は運命の人なんじゃないか、なんて思うんです。
それをアレックスはどちらを選ぼうかと優柔不断に悩んでしまう・・・。

途中、アパートに入れなくなったり、友達や恋人、父親までにアレックスの存在を「知らない」と言われるのは、今までの状況から自分の我侭と優柔不断さで別の場所へ行こうとする事に対しての周囲の反対や拒絶を例えで表したように私は思いました。

最終的には恋人のシモネも気になり、ローマ行きの切符を買ったにもかかわらず、シモネに会いに行って振られ、アイメとの約束の時間にも間に合わなかった。アイメは一大決心をして約束の場所に来たにもかかわらず裏切られたと感じ、まだ愛してくれている夫の元へと帰るのだ。

そして、アレックスはどちらも得る事が出来ず、ただ一人ぼっちになり次のチャンスが来るまで一人彷徨うのだった。

と言うのが私の捉え方です。

この映画は、きっと観る人、観た時期、観た時の気分などによってストーリーの捉え方が変わる、と思います。
2度目また私が観たら、多分また違った解釈をするでしょう。

なぜなら、映画の随所に誰にでも経験した事がある、またはこんな事を思った、など自分と重なる場面が散りばめられているからです。
その散りばめられている場面が視覚的に訴えて来て、観た時によって捉え方が変わるのだと思います。

私は何度も繰り返しては観たい映画ではないですが、自分の心を探る時にまた観たい映画だと思いました。

監督の野心を感じさせられる、とてもインパクトがあり、面白い映画でした。

<こんな人にお勧めです>

映画を観ていろいろ考えるのが好き★★★★★
おしゃれな映像が好き★★★★★
まったりしたい★★★☆☆
普通のラブストーリーが好き★☆☆☆☆


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posted by 夜更かし☆ドライブ。 at 20:52| Comment(0) | TrackBack(1) | お勧め洋画♪ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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